月白 GEPPAKU
白い月といえば、
朝仕事に向かうときに西の空に浮かんでいる月のイメージです。
今年の中秋の名月は9月21日でした。
前日に、庭で育ったススキとハーブの一種チェリーセージを切って大きな花瓶に生けました。
当日、十五夜は、雲の間からときどき顔を覗かせる程度でしたが、
輝きのあるお月さまはこの時期ならではのもの、瑞々しい月を堪能しました。
月の光を思わせる薄い青みを含んだ白色のことです。色名の月白を「つきしろ」と読むと、月が東の空に昇るの際に空がだんだん明るく白んでいく様子を指し、特に月見客が十五夜を待ち焦がれる思いを表現しました。
伝統色のいろは https://irocore.com/geppaku/
「月白」なんとも美しい漢字です。
気持ちがすっかり入り込んで練習も無しに描きました。
#eaf4fc
2021.9.23